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アプト方式(Approach Point Teaching)

学習塾での指導は、当然のことながら学力向上を意識したものでなくてはならないと我々は考えています。一般的な授業は、先生が解き方を黒板で説明し、生徒はそれをノートに写し取ると形式で進められます。すなわち「詰め込み授業」です。しかしこの授業方式では子供は「わかる」だけで終わってしまい、「できる」ようにはなっていません。アプト学院の授業方法は発問を効果的に織り交ぜ、子供たちの集中力を持続させながら理解まで繋げていきます。

アプト方式とは?

発問法(説明→発問→指名)

通常の授業と呼ばれるものの形式は、教師から一方的に発せられる「説明→指名→発問」という形式に頼っています。これでは一部の指名された生徒だけか、やる気のある生徒だけが授業に参加するだけになってしまいます。アプト学院での授業は、どの授業であっても「説明→発問→指名」の順で授業が展開されます。この形式で授業が実施されることによって、クラス全員が答えを考えなくてはならないため、常に「いつ指名されるかわからない」という緊張した状態でいなくてはならなくなり、集中力だけでなく理解力も増すこととなります。

展開法

アプト学院の授業は、必ず「学習内容の提示→理解と暗記→反復演習」という流れをとります。どのような学習内容であっても「まとめ」がないもの、「着地点」が不明瞭な授業は、子供にとって理解が難しくなってしまいます。また授業内で理解だけでなく暗記までしてしまうことにより、わかった気になることを防ぎます。授業の後半では授業内容を踏まえ、理解と暗記をより強固なものとするために徐々に難易度を上げた演習を行い、次回授業までの課題である宿題にてその完成を見ることとなります。


アプト方式の実演
[授業 0~5分:興味づけ]
先生「今日は『助動詞』の勉強をするよ。(タイトルとして『助動詞』を板書)この言葉には動詞という言葉が含まれているのが分かるね。つまり動詞と関係がある言葉なんだ。動詞を何してあげる言葉だと思うかな?・・・・・それじゃ花子さん。」
花子「助ける言葉!」
先生「その通り!助動詞というのは動詞を助ける言葉なんだね。」


*視覚的に『助』という言葉に着目させる。既習の知識を利用することで、子供達の興味を起こさせて新単元への意識を高める。

[授業 5分~15分基本事項の導入]
先生「それじゃ、今日は一つだけ助動詞を勉強しよう。スペルを書いてみるよ、見ていてね。」
先生「さあ、c a n と書いたけど、まずは発音から、これは『キャン』と発音するんだ。それじゃ、皆で一緒に発音してみようか。何ていう発音だったかな?」
生徒「キャン!」
先生「OK、大丈夫だね。それじゃ、次に日本語の訳だ。can は『~できる』っていう訳なんだ。それじゃ、確認だ。can はどんな訳だったかな?・・・・それじゃ、次郎くん!」
次郎「~できる!」
先生「そうだね!もう大丈夫だな。じゃあ、まとめて確認してみよう。まず・・・発音は?・・・・一郎くん。」
一郎「キャン!」
先生「そうだね。それじゃ、訳は?・・・・・次郎くん。」
次郎「~できる!」
先生「みんなすばらしいね。今日も、集中力あるね!じゃあ、次に日本語でまず練習してみようか。動詞ってウ段で終わる動作を表す言葉だね。何か例を挙げられるかな?・・・・花子さん。」
花子「泳ぐ!」
先生「おお!いい例だね。それじゃ、『泳ぐ』に『~できる』を付けると『泳ぐことが・・・・』・・・・太郎くん。」
太郎「泳ぐことができる!」
先生「そうだね。日本語ではちょっと短くできるけどわかるかな?・・・・次郎くん。」
次郎「泳げる!」
先生「そうだね。」
・・・・中略(この後、日本語で『~できる』の表現の確認の例を数題確認)・・・・


*実際の英語での問題演習でのつまずきを防ぐために、日本語和訳が二種類あることを事前に提示しておく。

[理解と暗記:授業 15~25分]
先生「それじゃ、次に英文で実際に can を使ってみよう。」


例文 I play tennis.
先生「それじゃ、いつもの通り主語と動詞の確認だ。主語はどれかな?・・・・一郎くん。」
一郎「 I !」
先生「そうだね。それじゃ動詞は?・・・・次郎くん。」
次郎「 play !」
先生「そうだね。それじゃいつものように、主語に一本線、動詞に二本線を引くよ。」


例文:I play tennis.
先生「それじゃ、この英文を can を使った文に変えてみよう。確認だけどcan は何詞だった?・・・・三郎くん。」
三郎「助動詞!」
先生「そうだね。それじゃ、助動詞は何を助ける言葉だった?・・・・次郎くん。」
次郎「動詞!」
先生「そうだね。じゃあ、この英文で動詞はどれ?・・・・花子さん。」
花子「 play !」
先生「そうだね。英語では助動詞の can は動詞の前、言い方を変えると『主語と動詞の間』に挟むんだ。それじゃ、確認だ。助動詞 can は何と何の間に挟まるのかな?・・・・次郎くん。」
次郎「主語と動詞の間!」
先生「OK、大丈夫だね。それじゃ、英文を書いてみるよ。」


例文:I can play tennis.
先生「もう日本語に訳せるね。・・・・三郎くん。」
三郎「私はテニスをすることができる!」
先生「いいね~。みんな大丈夫かな?」


*新しい単元を学習するときには、できる限り今まで学習した知識を応用した形式で例題を出題した方が理解しやすいので、理解が容易な英文を利用して、その文を利用して知識を発展させる。
*頭の中の引き出しに一度入れた知識を再度、出す作業をする。知識の出し入れの数だけ定着がよくなる。この際、必ず同じ聞き方をして、知識の定着を心がける。あえて順番を変えることは、よほど知識が定着した後に実施すると効果的だが、初歩の段階では一般的に混乱をまねく。
*必ず最後に知識をまとめて出し入れする。また、可能な限り複数の生徒に発問し、確認をする。

[発展と演習:授業 25分~45分]
先生「それじゃ、次の英文だ。わざと一箇所間違えてみるから、皆どこが間違っているのかを考えてね。」


例文:He play tennis.
先生「・・・・どこが間違っているかな?・・・・・次郎くん。」
次郎「 play に s が付いてない!」
先生「そうだね!とても大事なことだったけど覚えているかな?この s のことを何て言うかな?・・・・花子さん。」
花子「三単現の s !」
先生「そうだね。それじゃ三単現の三って、何という言葉の略だったかな?・・・・次郎くん。」
次郎「三人称!」
先生「そうだね。主語が三人称ってことだけど、三人称とは何と何以外の言葉を示していたかな?・・・・三郎くん。」
三郎「『私』と『あなた』以外!」
先生「そうだね。これは夏期講習で繰り返し勉強したことだったね。そうすると、He の人称は?・・・・四郎くん。」
四郎「三人称!」
先生「そうだね。そうすると、この英文ではs が必要なことになるね。大丈夫かな?」
助動詞の学習をしながらも、適度に復習を織り交ぜて知識の確認をする。
例文 He plays tennis.
先生「次に、この英文を can の英文に変えてみよう。canは何と何の間に入るんだっけ?・・・・次郎くん。」

次郎「主語と動詞!」
先生「そうだね。それじゃ、英文を書いてみるから、ちょっと見ていてね。」


例文:He can play tennis.
先生「can が増えただけじゃなくて、他にも何か変わっているのがわかるかな?・・・・一郎くん。」
一郎「 また s がとれた!」
先生「そうだね。今度は間違えじゃないぞ。実は、助動詞というのは単に『主語と動詞の間』に入るのではなくて『主語と動詞の原形の間』に入るんだ。原形という意味はわかるかな?・・・・三郎くん。」
三郎「何もつかない形!」
先生「そうだね。これは三単現の時に勉強したことだね。『主語と動詞の原形の間』に入るということは、 s はつけたままでいいかな?・・・・花子さん。」
花子「だめです!」
先生「そうだね。もう一度確認だ。助動詞は何と何の間に入るのかな?・・・・次郎くん。」
次郎「主語と動詞の原形の間!」
先生「いいね~。じゃあ、動詞の原形って?・・・・・太郎くん。」
太郎「何もつかない形!」
先生「そうだね。それじゃ、いくつか英文を変えて練習してみよう。」


*授業で説明した内容を理解できているか、口頭で確認するだけでなく、実際の問題形式で確認する。
*理解度を確認し、100%でなければ、もう一度、同じ形式の問題を実施して、説明・確認をする。
・・・・・中略(複数の英文で練習後、疑問文と否定文の説明)・・・・

[反復演習:45~60分]
先生「これで助動詞の使い方は、わかったね。それじゃ、テキストの1~10までをノートにやってみよう!もちろん、いつも通りテキストにはやらないで、ノートに英文全文を書いて、和訳もだぞ!」
生徒達「は~い」


*問題は、容易なものから順番に同じパターンの演習を出来る限り数多く演習する。
*容易な問題を授業中に演習させ、一度答え合わせを実施して、宿題で難易度の高い英作などの演習をさせることにより、つまずきを未然に防ぐ。